ごあいさつ

理事長 杉山幸保

令和6年9月

令和6年9月4日開催の9月度理事会において第10代理事長に就任した 杉山幸保 です。

もとより微力ではありますが、代表として当協会の更なる発展をめざしまして、全力を尽くす所存です。

当協会は、三浦半島における建設産業従事者の地域団体として、昭和30年に横須賀建設工連合会として発足し、横須賀建設組合連合会を経て、昭和48年に社団法人横須賀三浦建設協会が設立され、今年で51年を迎えました。

現在、大工、造園、左官、板金、電工、表具経師内装、石材、畳、建具、瓦屋根、鳶の11団体が加盟しており、生活環境の向上のため、住宅の建設や改修など多義にわたり、確かな技を持つ職人として、豊かな経験と高度な技術で地域の信頼を得るとともに、文化の発展に寄与してきました。

6月には、横須賀建設業関連団体協議会が主催する第11回「よこすか建設フェスタ」が開催され、当日は当協会から9団体48人が共同し、それぞれの職種で趣向を凝らしたものづくりを多くの子どもたちに体験してもらいました。

また神奈川県立横須賀工業高校では、建設産業を担う人材育成として令和3年度から建設科が創設されました。当校の特徴として2学年になると専門課程の実習において学校と企業とが一体となって生徒を育成していくデュアルシステムが採用され、一般社団法人横須賀建設業協会が年間約120時間の土木・建築の授業を行っています。当協会からも出前授業など積極的に協力していきたいと思います。令和7年3月には第1期生が卒業しますが、若き人材が地元建設業に就職することを期待するところです。

今後も、先人たちの志を受け継ぎ、地域の皆さま方の生活環境の向上を図りつつ、匠の技を継承し続けていきたいと考えています。